トゥオン国家主席 中国全人代の趙 楽際委員長と会見

(VOVWORLD) - 北京で開催される第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムへの出席を機に、17日午後、ベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席は、中国全国人民代表大会の趙 楽際常務委員長と会見しました。
トゥオン国家主席 中国全人代の趙 楽際委員長と会見 - ảnh 1会見の様子

席上、トゥオン主席は、ベトナムの党・国家・国民はつねに、中国との協力関係を重視し、両国関係の発展をベトナムの外交政策の最優先課題と見なしていると強調しました。一方、趙委員長は、中国もベトナムとの協力関係を重視していると強調しました。

トゥオン主席は、双方は各レベルの訪問団の往来を通じて政治的信頼の醸成を図るとともに、バランスの取れた持続可能な貿易の促進をはじめ、多くの分野における効果的な協力を拡大する必要があると提案しました。また、中国に対し、農産物をはじめベトナムの商品の輸入に便宜を図るよう呼びかけました。

一方、趙委員長は、中国はベトナムとの各レベルの訪問団の往来の強化を希望しているとし、「2つの回廊と一帯」と「一帯一路」という2つの枠内における戦略的な連結を重点的な優先課題と見なして両国の経済・貿易・投資・インフラでの協力をさらに拡大したいとの考えを示しました。また、両国の国会は交流を促進するとともに、国際の場での連携を強化する必要があると提案しました。

海上問題について、双方は、両国の高級指導者が達成した共通認識に基づいて不一致を適宜に解決し、地域の平和・安定の維持に貢献することで一致しました。トゥオン国家主席は、双方は互いに正当で合法的な利益を尊重し、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法を順守する必要があると提案しました。

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