トゥオン国家主席 日本の各政党の指導者らと会見

(VOVWORLD) - 28日、東京都内で、日本を訪問中のボ・バン・トゥオン国家主席は日本の前首相や、自民党副総裁、公明党の代表、共産党幹部会委員長、友好議員グループとそれぞれ会見や、会合を行いました。
これらの席で、トゥオン国家主席は「ベトナムと日本関係がアジアと世界の平和と繁栄のための包括的な戦略的パートナーシップに格上げされ、今後50年間に新たな分野をはじめ、あらゆる分野でさらに発展していくチャンスに恵まれている」と強調するとともに、日本の政治家らに対し、新たなパートナーシップに基づく協力活動の具体化を促進するよう提案しました。
トゥオン国家主席 日本の各政党の指導者らと会見 - ảnh 1公明党代表との会見   写真提供:TTXVN

日本の政治家はベトナムを外交政策の優先対象と見なすという日本政府のスタンスを支持すると表明しました。自民党の麻生太郎(あそ・たろう)副総裁は経済や、草の根外交などの分野における日本・ベトナムの協力を促進すると確約し、サプライチェーンの変革が進められている中で、ベトナムは日本の投資家にとって人気がある目的地となっていると強調しました。

一方、公明党の山口那津男代表は質の高いインフラ整備や医療、労働、教育を中心に、公明党の議員が大臣を務める分野でベトナムとの協力を促進していくと表明しました。

トゥオン国家主席 日本の各政党の指導者らと会見 - ảnh 2日本共産党代表との会見   写真提供:TTXVN

こうした中、日本共産党の志位和夫(しい・かずお)会委員長は、ベトナムのドイモイ=刷新事業の成果を高く評価し、両共産党の交流を強化したい意向を表明するとともに、ベトナムに対し、核不拡散を支持するスタンスを堅持するよう要請しました。

 

 

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