トルコ東部地震、死者31人に 救出活動は時間との闘い

(VOVWORLD) - がれきの下敷きになっている生存者の救出活動は、時間との闘いとなっています。
トルコ東部地震、死者31人に 救出活動は時間との闘い - ảnh 1 写真:AFP

トルコ東部で24日に発生したマグニチュード(M)6.8の地震で、トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)は26日、エラズー県と隣接するマラティヤ県での死者数は31人に、負傷者数は1607人になったと発表しました。がれきの下敷きになっている生存者の救出活動は、時間との闘いとなっています。

25日にはエラズー県シブリジェでマグニチュード(M)5.1の地震が発生しました。

AFADは、救助隊が25日、エラズー県でがれきの中に取り残されている人々の捜索に駆け付け、倒壊した建物からこれまでに生存者43人を救出したと発表。

またAFADによると、犠牲者の大半はエラズー県で亡くなったものの、隣接するマラティヤ県でも、少なくとも4人が死亡したという。

両県では80軒近い建物が倒壊したほか、645軒が激しく損壊しました。

レジェプ・タイップ・エルドアン大統領はイスタンブールで予定していた演説を取りやめ、エラズー県で死亡した女性とその息子の葬儀に参列。その後マラティヤ県を視察しました。

エルドアン大統領は今回の地震を「試練」とした上で、国は被災者のために「できることは全て行う」と述べました。

トルコメディアが救助の様子を生中継し、半国営アナトリア通信は、緊急当局に電話をかけてその後救出された女性について報じました。

CNNトルコは、地震発生から約24時間後に女性と2歳の子どもが救出されたと伝えました。(AFP)

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