トー・ラム書記長:「ベトナムは繁栄の新時代へ踏み出す条件が整った」
(VOVWORLD) - トー・ラム書記長は、2025年の顕著な成果、とりわけインフレの抑制と、地域でも高水準となるGDP成長率の維持を高く評価し、世界情勢が不安定な中でもベトナム経済が強い耐性を示したと指摘しました。
国は、地位と影響力の両面において、豊かで力強い発展の時代へ進むための条件がすでに整っています。トー・ラム書記長は、8日午前にハノイで対面とオンラインのハイブリッド方式で開かれた、政府および地方行政府による2025年の任務の実施状況総括と2026年の任務展開に関する会議で、このように述べました。
会議の様子(写真:Văn Hiếu/VOV) |
会議で書記長は、2025年の顕著な成果、とりわけインフレの抑制と、地域でも高水準となるGDP成長率の維持を高く評価し、世界情勢が不安定な中でもベトナム経済が強い耐性を示したと指摘しました。そのうえで、国を新たな発展段階へ導くための今後の重点方針と課題を示しました。
トー・ラム書記長は次のように述べています。
(テープ)
「制度面におけるボトルネックや不備を集中的に解消し、滞っている資源の流れを解き放つことが重要です。『管理』中心の発想から、『発展を創り出す』発想へと、力強く、かつ実質的に転換する必要があります。あわせて、マクロ経済の安定を維持し、インフレを抑制し、主要な均衡を確保しなければなりません。財政・金融政策は、市場原理に基づき、緊密かつ柔軟に運営し、行政措置の乱用は避けるべきです」
会議の様子(写真:Văn Hiếu/VOV) |
発展目標について書記長は、基盤産業や先導的産業への重点化、「メイド・イン・ベトナム」戦略の内実強化、海洋経済やグリーンな海洋経済、宇宙経済、シェアリングエコノミーの効果的な活用を求めました。また、技術移転と結びついた選別的なFDI外国直接投資の誘致、デジタル政府・デジタル経済・デジタル社会の発展、さらに戦略分野に参入できる規模と競争力を備えた民間大手企業グループの形成を重視すべきだと指摘しました。
あわせて、土地や不動産に関する国家データベースの構築を加速し、資源管理の効率化と市場の透明性向上を図る必要があるとしました。希土類資源についても、新産業の発展に資する形で、持続可能な活用を進めるべきだと述べました。
国防・安全保障・対外関係の分野では、全国民あげての国防体制の一層の強化、地域防衛態勢の充実、軍民両用の近代的な国防・治安産業の発展を引き続き進めるよう求めました。同時に、国外在留ベトナム人の保護を強化し、文化外交や草の根外交を推進することで、ベトナムの国際的な信頼と地位をさらに高めていく必要があると強調しました。