(VOVWORLD) -ベトナムの首都ハノイでは、今年の旧正月テトの休み期間中、観光客の数がこれまでにない記録的な多さとなりました。
ハノイ市観光局のまとめによりますと、2月14日から22日までの9日間にハノイを訪れた観光客は、およそ134万人にのぼりました。これは2025年同期と比べて36.3%増え、旧正月の休みとしては過去最高となりました。また、観光による売り上げも約4兆8700億ドン(日本円で約290億円)に達し、去年より40%以上増えています。
このうち、外国人観光客は、およそ21万7000人で、前の年より55%と大幅に増えました。この時期、ハノイを訪れた外国人客の中で特に多かったのは、中国、韓国、インド、フランス、イギリス、アメリカ、台湾(中国)、ドイツ、フィリピン、そしてオーストラリアの人たちでした。
ハノイ市は今年、観光を盛り上げるためにさまざまな取り組みを行いました。今月20日から22日にかけては、市内にある17カ所の史跡や景勝地の入場料を無料にしました。この取り組みによって、街全体がお祝いのムードに包まれ、市民や観光客からも喜ばれました。
人気の観光地であるホアンキエム湖や旧市街、文廟、タンロン王城遺跡などでは、多くの外国人観光客がベトナムの文化を楽しむ姿が見られました。観光客たちは、新年の願いを込めた「書き初め」をもらったり、写真を撮ったりしたほか、伝統的な獅子舞や料理を楽しみました。
また、旧正月テトに欠かせないちまき「バインチュン」作りや、茶の試飲、水上人形劇などの体験を通じて、ベトナムのテトの深い文化に触れる機会も設けられました。