５日、パリで、同市役所の主催による世界的にも有名な年次活動「パリのトロピカルカーニバル」が開催され、世界４４カ国の代表団が参加しました。

特に、ベトナム代表団は初めて参加しましたが、世界無形文化遺産として認定された中部高原地帯テイグエン地方の各少数民族独特の楽器ドラとシンバルを演奏し、パリ市民と世界各国の人々に深い印象を与えました。

パリのアヌ・イダンリゴ（Anne Hidalgo）市長は「パリのトロピカルカーニバルはパリに欠かせないものであるが、ベトナム代表団は特別な雰囲気を作った」としたほか、「フランス在留ベトナム人共同体はパリを含めフランスの発展事業に大きく寄与してきた」と評価しました。

一方、このカーニバルに参加したベトナム人アーチストらは「これを通じてフランス人を始め外国人がベトナム独特の文化、音楽などに関する理解を深めることを望む」としました。