ハンガリー首相が北京入り、中国主席と会談へ 「平和使節」継続
(VOVWORLD) - ハンガリーのオルバン首相は8日、中国の習近平国家主席との会談のために北京を訪れました。首相報道官が国営通信MTIに明らかにしました。
報道官は「オルバン首相の平和使節は続く」と述べ、オルバン氏が引き続き平和促進の役割を果たす意向を示しました。
ハンガリーは今月初めに輪番制のEU=欧州連合の議長国に就任しており、オルバン氏は「平和使節」としてウクライナとロシアを訪問してきました。今回の中国訪問はその一環であり、これまでのロシア訪問にはEU首脳から強い反発がありました。
ハンガリーのシーヤールトー外相もオルバン首相に同行しており、外相のフェイスブックにはその様子を撮影した写真が投稿されています。
一方で、ドイツ外務省の関係者によりますと、ハンガリーは8日にブダペストで予定されていたシーヤールトー氏とドイツ外相の会談を先週終盤に取りやめたとのことです。(ロイター)