調印式（写真：vn.usembassy.gov）

1日、国防省本部で、グェン・チ・ビン国防次官とUSAID=アメリカ国際開発庁のボニー・グリック副管理者、及び、ベトナムアメリカ大使館のダニエル・クリテンブリンク氏大使は南部ドンナイ省にあるビェンホア空港の敷地の37ヘクタールを防空空軍からUSAID に引き渡すための合意書に調印しました。

これはビエンホア空港のダイオキシン除去プロジェクトの実施に重要な節目となりました。

引渡し式典で、ボニー・グリック副管理者は戦争後遺症の克服に対するベトナムとアメリカの努力を高く評価した上で、これはベトナムとアメリカとの全面的なパートナー関係の深化に寄与すると強調しました。

2018年、ベトナム国防省とUSAIDはビエンホア空港のダイオキシン除去プロジェクトに関する覚書を締結しました。同空港は南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港と共にベトナム戦争によるダイオキシン汚染が最も深刻な地域の1つとして知られています。