(VOVWORLD) -14日夜、ハノイの国家会議センターで、「故郷の春2023」をテーマにしたイベントが行われました。
グエン・スアン・フック国家主席(写真:TTXVN) |
毎年恒例の行事であるこのイベントは外務省所属国外在住ベトナム人担当委員会とハノイ市人民委員会の共催により開かれたものです。
(現場の音)
イベントではベトナムの伝統的文化を示す多くの独自な芸術演目が披露されました。このイベントは国外在留ベトナム人が出会うの場であるだけでなく、母国ベトナムの発展に対する国外在留ベトナム人の貢献に感謝の気持ちを表しています。
イベントで党と政府を代表して、グエン・スアン・フック国家主席は「2022年、ベトナムは国内の力を精力的に発揮しながら、国外からのリソースを活かして、課題を解決し、チャンスを掴んで、重要な成果を収めた。その成果には国外在留ベトナム人の貢献があると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「国外在留ベトナム人が様々な形で母国ベトナムの建設防衛事業に貢献してきました。そのほか、国外在留ベトナム人は国内の企業との投資協力を拡大させるとともに、新型コロナウイルス感染症予防対策と自然災害の克服事業に巨額を寄付してきました。国外在留ベトナム人はベトナムの外交活動にも寄与しています。また、文化交流活動を通じて、国外在留ベトナム人は母国ベトナムの伝統文化を国外の人々に紹介しています」
フック主席は国外在留ベトナム人の実業家が結成した協会や連合会がベトナム製品が世界に進出すること、国外の多国籍企業がベトナムに投資することにも寄与していることに喜びの意を表明し、次のように語りました。
(テープ)
「第13回党大会の決議は2045年をめどに高所得先進国に発展させる目標を定めました。この目標を遂行するため、多くの課題に直面するが、国内外のベトナム人が団結を強化するならば、実現できることでしょう」