フック首相、中国・ASEAN関係の未来を楽観視

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写真提供: Quang Hieu


11日午前、中国の広西チワン族自治区の南寧市で第13回中国・ASEAN博覧会と第13回中国・ASEANビジネス投資サミットが開幕しました。開会式で、ベトナムのグエン・スアン・フック首相は発言に立ち、「世界経済回復が遅れているものの、ASEANはダイナミックな経済発展を遂げている。25年前に設立された中国・ASEAN関係はASEANとパートナーとの関係の成功したモデルとなっている」と強調しました。

2015年、双方の商取引額は4700億ドルに達し、25年前と比べ、およそ60倍となり、観光分野での協力も目覚しい成果を収めました。これは中国・ASEAN関係の明るい未来を約束するとしています。また、フック首相はこれまで、中国・ASEAN博覧会は双方の戦略的パートナー関係の深化、発展に重要な役割を果たしている。今後5年、ベトナムは着実な経済発展や市場の拡大を進めると明らかにしました。

これに先立つ10日午後、フック首相は中国国務院の張高麗(副首相と会見しました。会見で、フック首相は「ベトナムは平和、独立、自主、国際関係の多様化、全方位の外交路線を堅持し、中国との友好協力関係の強化、発展を重視している。今回の訪問にあたり、中国の党、国家、政府の指導者らと両国関係の安定的な発展、対立や問題の解決について協議するとともに、海上紛争を国際法に従って、平和的措置で解決し、ベトナム東部海域の平和、安定を維持するよう中国側と力を合わせると表明しました。

同日、フック首相は広西チワン族自治区の彭清華()党委員会書記と会合を行ないました。

 

 

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