(VOVWORLD) - フランスのマクロン大統領は16日、新たな首相に女性として史上2人目となるエリザベット・ボルヌ前労働相を任命しました。
フランスのエリザベット・ボルヌ新首相=Le Monde |
フランス大統領府によりますと、16日、カステックス首相が辞表を提出しマクロン大統領は新たな首相として労働相などを務めたエリザベット・ボルヌ氏を任命しました。フランスで女性の首相は2人目でおよそ30年ぶりです。
4月の大統領選挙ではマクロン大統領が再選を果たしたものの、投票率の低さなど現政権への国民の不満があきらかになりました。
来月には大統領選挙の「延長戦」とも呼ばれる国民議会選挙があり、購買力向上へのアピールとともに環境問題重視の左派有権者の声を聞く必要があるとも言われてます。マクロン大統領は環境相も務めたボルヌ氏を首相に据え支持を集めたい考えと見られます。(TBSテレビ)