プーチン大統領 中東歴訪でアメリカなどに対抗の動き強める

(VOVWORLD) - ロシアのプーチン大統領は、6日、UAE=アラブ首長国連邦とサウジアラビアを相次いで訪問して首脳会談を行ったのに続き、7日にはモスクワでイランのライシ大統領とも会談する予定で、ウクライナ侵攻で対立を深めるアメリカなどに対抗する動きを強めています。
プーチン大統領 中東歴訪でアメリカなどに対抗の動き強める - ảnh 16日、アブダビ国際空港で迎えられるロシアのプーチン大統領=AFP/TTXVN

ウクライナ空軍は6日、ロシア軍がイラン製の自爆型の無人機48機で各地を攻撃し、このうち41機を撃墜したと発表しました。

前日の5日にはロシア国防省が、占領している南部クリミアの上空などでウクライナ軍のあわせて41機の無人機を撃墜したと発表しています。
双方の攻撃が激しくなるなか、ロシアのプーチン大統領は外交の動きを活発化させていて、6日にはUAEの首都アブダビでムハンマド大統領と会談しました。
続いて、サウジアラビアを訪問し、首都リヤドでムハンマド皇太子とも会談しました。
プーチン大統領はこれらの国々と原油価格の安定やエネルギー分野の協力について協議したとみられます。
7日にはモスクワにイランのライシ大統領を招いて会談する予定です。
プーチン大統領としては、中東の3か国の首脳と連携を強化するねらいで、ウクライナへの軍事侵攻で対立を深めるアメリカなどに対抗する動きを強めています。(NHK)

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