プーチン氏「一切関係ない」 移民問題“黒幕”見方を否定

(VOVWORLD) - 旧ソ連ベラルーシからポーランド国境に移民が押し寄せている問題で、ロシアのプーチン大統領は「我々は一切関係がない」と発言し、ロシアが黒幕だとする見方を否定しました。
プーチン氏「一切関係ない」 移民問題“黒幕”見方を否定 - ảnh 1        (写真:AFP/TTXVN)

プーチン大統領は、「我々はこの問題と一切関係ないことを知ってもらいたい。何の理由がなくても、いつも我々に責任を負わそうとしている」と語りました。

ベラルーシのポーランド国境周辺に中東などから来たとみられる移民が押し寄せている問題について、プーチン大統領は国営テレビのインタビューでこのように述べ、ロシアを“黒幕”だと批判する見方について否定しました。
また、イラク戦争やアフガニスタンについて言及し、移民が押し寄せているのは「欧米に原因がある」と主張。ベラルーシのルカシェンコ大統領とドイツのメルケル首相らEU=ヨーロッパ連合側が直接話し合うべきだ、と述べました。
一方、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミアに面する黒海でアメリカなどNATO=北大西洋条約機構の加盟国が「計画外の演習を行っている」と指摘し、「我々にとって重大な挑戦だ」とけん制しました。ウクライナをめぐっては、ロシアが国境周辺に9万人規模の軍の部隊を集結させていると伝えられるなど、緊張が再び高まっています。

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