トー・ラム党書記長兼国家主席

同記事は新時代におけるベトナム社会主義法治国家の構築と完備の継続に関する第13期党中央委員会決議を発行して以来この2年間で、ベトナムが好ましい成果を上げてきたことを強調している。しかし、ベトナムの社会主義法治国家役割をさらに発揮するとともに、国の発展目標を実現するためには、党の指導と統治方法を改革しなければならないと明らかにしました。

トー・ラム党書記長兼国家主席は以下のいくつかの基本的な課題について留意しました。

第一は社会主義法治国家における法律は党の政策や路線の体制化、人権保護、民主主義の発揮のため絶え間なく完備させなければなりません。この作業を効果的に実施するためには党の路線や政策を国の法律に体制化させることを統制する効果的な体制を作成する必要があるほか、法律を科学的、かつ民主的に制定する段取りを作る必要もあるということ。

第二は法律によるベトナム社会主義法治国家における国家管理を効果的に発揮するため、それぞれの幹部や党員は法律の遵守に手本となる必要があるということ。

第三はベトナム社会主義法治国家の法律で人民が主人公となり、「人民が知る、人民が相談する、人民が実施する、人民が検査する、人民が監視する、人民が享受する」という原則により運営される。民主性を確保するため、各レベルの党委員会の活動の効果向上に取り組む必要があるということ。

トー・ラム党書記長兼国家主席は党の指導のもと、社会主義の民主性が発揮され、それぞれの市民が法律の制定と完備に主体的に参加し、法の支配を意識するならば、包括的な力を作り出し、社会経済開発と国防・安全保障に関する目標の遂行に貢献すると強調しました。