ベトナム、フランス植民地時代の公文書を世界記憶遺産として申請へ

(VOVWORLD) - 登録が実現すれば、ベトナムでは「グエン王朝の木版」、「グエン王朝の硃本」、「文廟の博士号の石碑」に続く4件目の世界記憶遺産となります。

ベトナム内務省国家記録アーカイブズ局は、1858年から1954年までのフランス植民地時代の公文書をユネスコ世界記憶遺産に登録申請する方針を固めました。同局のダン・タイン・トゥン局長が14日午後、ハノイで開かれた旧正月テト記念の記者会見で明らかにしました。

ベトナム、フランス植民地時代の公文書を世界記憶遺産として申請へ - ảnh 1記者会見の様子

申請に向け、同局はフランス国立公文書館と協力し、ベトナム国立公文書館センター1号に保管されている植民地時代の文書の整理を進めています。登録手続きは今年中に開始され、順調に進めば2026年の登録が見込まれています。

登録が実現すれば、ベトナムでは「グエン王朝の木版」、「グエン王朝の硃本」、「文廟の博士号の石碑」に続く4件目の世界記憶遺産となります。

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