ベトナム・メキシコの紡績・縫製分野での協力に基盤づくり
8月の下旬、メキシコの国立繊維工業協議会の企業経営者からなる代表団はベトナムの繊維製品市場を調査するため、行なった実務訪問は両国の紡績・縫製分野での協力に基盤をつくったとしています。
ベトナム紡績縫製協会のチュオン・バン・カム副会長は紡績縫製によりますとベトナムの主力輸出部門である。2020年までに同部門の輸出額は450億ドルから500億ドルに達する見込みである。TPPの発効に伴い、関税障壁が撤廃されることで、ベトナムとメキシコは新たな協力チャンスを手にするであろうとしています。
なお、商工省によりますと、現在、メキシコ向けの輸出税は30%であるが、TPPが発効後、この税率は0%に引き下げられる。これにより、メキシコ向けのベトナムの繊維製品の輸出額は30%ないし40%増となると予測されています。