ベトナム、IFCが民間経済セクターへの資金援助を支持
(VOVWORLD) -15日午後、ホーチミン市で、レ・ミン・カイ副首相はIFC=国際金融公社アジア・太平洋地域担当のアルフォンソ・ガルシア・モーラ副社長と会見を行いました。
会見の様子(写真:TTXVN) |
会見で、カイ副首相は「ベトナムはIFCの貴重な経験と資金を活用するため、民間経済セクターへの資金援助、各地方への技術的支援を行うというIFCの主張を支持している」と明らかにしました。
カイ副首相は今回のベトナム訪問を際にモーラ副社長がベトナムの各地方がIFCからのインフラ整備への資金援助を受けるため、ホーチミン市、中部タインホア省、北部港湾都市ハイフオンなどを訪れるよう訴えました。
また、カイ副首相はベトナムの関連各機関はベトナム駐在IFCの代表機関と緊密に協力して、双方間の関係を強化するように取り組むことを確約しました。
その他、カイ副首相はIFCに対し、イギリスで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議首脳級会合で、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)にするというベトナムの公約の履行のため、今後もベトナム政府を引き続き支援するよう希望を表明しました。
一方、モーラ副社長はIFCはベトナムへの資金援助に深い関心を寄せている。現在、IFCはベトナムを支援するための人材育成を集中的に行っている。今後、IFCはグリーン成長、気候変動対応などの面でベトナムと緊密に協力すると明らかにしました。