(VOVWORLD) - 15日、ベトナムのト・アイン・ズン外務次官とEEAS=欧州対外活動庁アジア太平洋局のガナー・ヴィーガンド総局長は共同でベトナム・EU=欧州連合のPCA=全面的パートナーシップ協力枠組み協定の展開に関する第2回合同委員会を現場とオンラインを掛け合わせたハイブリッド形式で主宰しました。
席上、双方は各レベルの訪問団の交換や対話・協力メカニズムの維持、EVFTA =ベトナム・EUの自由貿易協定の実施などを通じて、戦略的パートナーシップを深化させる意向を強調しました。また、新型コロナのパンデミックによる被害の克服や平和維持、伝統的安全保障、海上安全保障、気候変動に関する問題の処理で協力を強化していくことで一致しました。
さらに、クリーン・エネルギー分野の開発や責任ある木材取引を進め、漁業の持続可能な発展で協力し、ベトナムの水産物に対するEUのイエローカードの完全解除を目指すとしています。
EU側はベトナム東部海域の安全保障、海上・上空の自由航行の確保、法の支配を支持すると表明するとともに、地域におけるベトナムの地位や地域の平和、安定、安全保障の維持におけるASEANの重要な役割を高く評価しました。
双方はグローバルな問題の解決で協力を強化し、多国間主義を積極的に支持するとともに地域と世界の平和、発展の強化に貢献していくことで合意しました。