ホーチミン主席の足跡 外国の歴史研究者の視点から

(VOVWORLD) - 5月19日のホーチミン主席の生誕134周年を記念し、香港年代記センター所長の孫文濱博士は、主席が1930年2月3日にベトナム共産党創立大会の時期と場所を英断で選んだことに最も深い印象を持っていると語りました。
ホーチミン主席の足跡   外国の歴史研究者の視点から - ảnh 1シャロン・チェン氏

当時、ホーチミン主席はコミンテルン東方局の責任者として香港に派遣され、国内の3つの共産党組織(インドシナ共産党、アンナン共産党、インドシナ共産同盟)の統一作業を指導する任務を帯びていました。1930年2月3日にベトナム共産党設立のタイミングを選んだことは賢明な判断とされています。

一方で、香港年代記センター編集アシスタントのシャロン・チェン氏は、この1930年2月3日の共産党組織統一によるベトナム共産党設立は、ベトナムの革命運動と民族解放闘争にとって極めて重要な意義があったと評価しました。

ホーチミン主席の足跡   外国の歴史研究者の視点から - ảnh 2イギリスの歴史家ジョン・キャロウ氏

イギリスの歴史家ジョン・キャロウ氏は、ホーチミン主席の存在と足跡がなければ、ベトナムの民族独立や解放の過程を想像するのは難しいだろうと分析しました。ホーチミン主席には愛国者、革命家、学者、詩人、政治家、理論家、マルクス主義者としての資質が備わっており、これらが融合して卓越した指導者が生まれたと指摘しました。常に民族解放と国家統一を志向したホーチミン主席は、先陣を切り一貫した歩みを続けました。キャロウ氏はベトナムが今や変革を遂げ国際社会で存在感を示しつつあると述べ、ホーチミン思想の創造性と柔軟性、ホーチミン主席の勇気と偉大な貢献が、今後もベトナム国民の利益のための発展の道を照らし続けるだろうと信じています。

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