(VOVWORLD) -22日午前、ホーチミン市の中心部にあるベン・タイン駅で、ベン・タイン駅と市東北部にあるスオイ・ティエン駅を結ぶ地下鉄1号線の開通式が盛大に開かれました。同路線は全長19.7キロメートルで、14駅を設置します。
 地下鉄1号線 |
地下鉄1号線は、日本政府の技術研究と資金援助により建設されたものです。このプロジェクトが2007年に承認され、2012年8月に着工、総工費は43兆7000億ドン（約2622億円）です。
開通式で、ホーチミン市人民委員会のブイ・スアン・クォン副会長は発表を行い、その中で、「地下鉄1号線の開通はホーチミン市の公共交通機関の発展における重要な節目である。この地下鉄は最先端のインフラであるだけでなく、都市の成長と発展を象徴するものである。このプロジェクトは、公共交通機関のネットワークを構築し、交通渋滞と大気汚染を緩和するという目標達成に向けた重要な一歩である」と明らかにしました。
なお、商業運転開始から最初の30日間は、メトロ1号線の乗客と、同路線に接続する17の路線バスの乗客に対し、運賃を免除します。