ベトナム人民軍創設80周年と全国民あげての国防の日35周年記念式典 盛大に行われる
(VOVWORLD) -20日、ハノイで、党中央執行委員会や国家主席、国会、ベトナム祖国戦線中央委員会、国防省は、共同で12月22日のベトナム人民軍創設80周年と全国民あげての国防の日35周年記念式典を開催しました。
式典には、トー・ラム党書記長、ルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長をはじめ、党と国家の元指導者、軍隊の将校、老革命家、『英雄』称号を持つ母親、『人民武装勢力の英雄』を持つ人々、ベトナム駐在各国の外交団と武官事務所の代表、人民各層の代表らが参列しました。
式典で発言に立った中央軍事委員会書記を務めるトー・ラム書記長は、「ベトナム人民軍の前身であるベトナム解放宣伝隊が1944年12月22日に設立された出来事は非常に有意義なものである。ベトナム人民軍は南部完全解放、国家統一に導いたホーチミン作戦の大勝利に貢献し、平和、独立・自由、社会主義建設、祖国発展防衛の新しい時代に活躍している」と強調しました。
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「長い歴史にわたって、ベトナム人民軍は、革命的精神を常に堅持しており、全党、全国民とともに、国家の独立・主権、領土保全の確保をはじめ、党と政府、国民、社会主義制度、ドイモイ刷新事業の保護に注力しながら、平和で安定した環境の構築にも取り組み、地域と世界の平和維持に貢献します」
また、トー・ラム書記長は、「今回の記念式典は、ベトナム人民軍の80年間にわたる発展の道のりを振り返り、民族大団結強化するチャンスでるだけでなく、平和・独立の価値への理解を深める機会でもある」と強調しました。
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「我々は、平和、文明、繁栄の国と戦争のない世界を構築し、人々が独立、自由、幸福に暮らすことを最高の目標に位置付けています。ベトナムは、国際法に従って、紛争を平和的措置で解決し、全ての国の独立・主権・領土保全を尊重し、軍事同盟に参加しないとともに、ある国に対抗するため、他国と連携することはありません。また、外国に対し、ベトナムの領土に軍事基地を設置したり、他国に対抗するためにベトナム領土を利用したりすることを許可せず、国際関係において武力による威嚇又は武力行使をしないという一貫した立場を堅持しています」
記念式典の枠内で、国の建設防衛事業におけるベトナム人民軍の役割を讃える特別歌舞公演が開かれました。