マレー機撃墜、殺人罪で4人起訴 ロシア「根拠ない」と反発

(VOVWORLD) -2014年にウクライナ東部でマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便が撃墜され、乗客乗員298人が死亡した事件で、国際捜査チームは19日、ロシア人3人とウクライナ人1人を殺人罪で起訴すると発表しました。

同事件で容疑者が裁判にかけられるのは初めてです。ロシア外務省は声明で、「全く根拠のない嫌疑」だと反発しました。

4人はいずれも軍や情報機関とのつながりがあり、裁判は来年3月にオランダで開始される予定です。だがロシアとウクライナはいずれも自国民の外国への身柄引き渡しには応じないため、裁判は被告人欠席のまま行われる可能性が高いです。

同便は、オランダの首都アムステルダムからマレーシアの首都クアラルンプールに向け飛行中、親ロシア派分離勢力が支配するウクライナ東部の上空でミサイル攻撃を受け墜落しました。

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