マン国会議長（右）とアレン・シモニャン国会議長（左）

その後、両国の国会議長は会談に臨みました。会談で、両国会議長は両国間の政治的信頼を深化させるため各レベルの訪問団の往来、既存の協力合意書の履行を強化することで一致しました。マン議長は両国の国会がともに関心を持っている問題や互いの外交政策に関する情報共有を強化するとともに、地域の場における協力を強化し、ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題に関するベトナムを含めたASEAN＝東南アジア諸国連合の立場を支持するよう提案しました。また、両国の国会議長は「両国の政府が両国の関連機関、組織、企業、国民との交流、投資協力チャンスの模索と互いの市場の把握のため協力文書を締結するよう希望を表明しました。

マン議長とアレン・シモニャン議長は、議会協力関係の深化を目指して両国会の協力合意書の締結に向けて検討し、二国関係の推進における立法機関の役割を活用し、国際条約、および両国政府の締結済み協力合意書の実施状況を連携して確認するとともに、それぞれの国の経営者と国民の事業活動や生活に便宜を図ることで一致しました。さらに、今後も両国はIPU=列国議会同盟、APF＝フランス語圏諸国議院同盟などといった多国間フォーラムにおいて緊密に連携していく方針です。