ミャンマー軍 民主派勢力側との停戦期間を今月30日まで延長へ
(VOVWORLD) - ミャンマーで実権を握る軍は、先月起きた大地震のあと表明していた民主派勢力側との停戦期間を今月30日まで延長すると明らかにしました。ただ、現地では停戦期間中も戦闘が続いているとみられています。
ミャンマー・マンダレーでの地震による被害の様子(写真:THX/TTXVN) |
先月28日にミャンマー中部で起きた大地震について、ミャンマー軍はこれまでに3700人以上が死亡し、110人以上の行方が分からなくなっているとしています。
ミャンマーでは4年前のクーデター以降、軍と民主派勢力側との間で戦闘が続いていますが、大地震を受けて双方はそれぞれ被災地での支援活動を優先させるため、一時的な停戦を表明していました。
そして軍は22日、停戦期間を今月30日まで延長すると明らかにしました。
理由について軍は、被災地の復興と再生に向け支援を継続するためだとしています。
ただ、現地では停戦期間中も戦闘が続いているとみられ、民主派勢力の関係者はNHKの取材に対し「震源に近い北西部ザガイン管区やその周辺地域では軍による空爆が断続的に行われ犠牲者がでている」と述べ、軍の対応を強く非難しています。
一方、軍側は、民主派勢力側が北部や東部などにある軍の基地や施設に対し、無人機で攻撃をしていると批判しています。
戦闘が続いているとみられる中、被災者のもとに十分な支援が行き届くかは不透明な情勢です。(NHK)