ユネスコ、イラン世界遺産の戦争被害に懸念表明

(VOVWORLD) -国連教育科学文化機関(ユネスコ)は11日、イランの首都テヘランにある世界遺産ゴレスタン宮殿や古都イスファハンの歴史的寺院と宮殿が戦争の‌被害を受けたことを踏まえ、イランおよび周辺地域の世界遺産への戦争の影響について深く懸念していると表明しました。
ユネスコ、イラン世界遺産の戦争被害に懸念表明 - ảnh 1(写真:ロイター)

ユネスコは、米国とイスラエルがイランとの戦争を開始して以降、イランにある世界遺産29カ所のうち4カ所が被害を⁠受けたと指摘。全ての関係者に対し、この地域にある世界遺産を保護するよう求めました。

ユネスコ世界遺産センターのラザール・エルンドゥ・アソモ所長はロイターに「ユネスコは、戦争が既に多数の世界遺産に及ぼしている影響を巡って深く懸念している」と述べ、イスラエルやレバノン、中東全域の世界遺産についても憂慮していると付け加えました。

エルンドゥ・ア‌ソモ⁠氏は、ゴレスタン宮殿は19世紀のイラン文明の壮大さを証言していると指摘しました。「フランスのベルサイユ宮殿などと比較されることもある」ゴレスタン宮殿は「残念ながら、いくらか被害を受けて⁠いる。現時点でどの程度の被害なのかは分からないが、われわれが入手した画像では、明らかに影響を受けたことが確認された」と話⁠しました。

宮殿の内部を撮影した写真では、床には砕けたガラスや木の破片が積み重なり、木製工芸品が粉々になっていることが分⁠かります。

エルンドゥ・アソモ氏は「われわれは文化的に重要な全ての地区を保護するよう求めている。全てのサイトは、地域における18世紀の文明の歴史を物語っている」と語りました。(ロイター)

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