(VOVWORLD) - 18日、ハノイ市内にあるハノイ博物館で、「持続可能な都市再生」をテーマとしたユネスコ国連教育科学文化機関の創造都市ネットワークフォーラムが行われ、ベトナムの代表や、ASEAN=東南アジア諸国連合ネットワークの加盟都市の代表合わせて120人が参加しました。
(写真:VGP) |
このフォーラムは、ASEAN加盟国の都市開発と生活の質に対する文化・インベンション分野の重要性を明確にすることが狙いです。参加者らによりますと、創造都市ネットワーク開発は「デザイン・コミュニティ・クリエーティブ」といった三本柱により進める必要があります。特に、創造的な文化活動へのコミュニティの参加を奨励し、社会的弱者を支援することに集中しなければならないとしています。
フォーラムで、創造都市であるシンガポールや、神戸(日本)、クチン(マレーシア)、バンコク、チェンマイなどの代表者らは創造都市の価値発揮に関する経験と教訓を紹介しました。なお、ユネスコ創造都市ネットワークは創造性を持続可能な開発の戦略的要素として認識している都市間の協力を促進することを狙いとして、2004年に発足し、これまで、100か国以上の350都市が加盟しているとしています。