ラトビア議会総選挙が実施された(写真:AFP/TTXVN))
旧ソ連でバルト3国の一角であるラトビアで4日、一院制議会の総選挙が実施されました。ロイター通信によりますと、地元メディアなどの出口調査では、中道右派の連立与党が約6割を獲得し、約2割にとどまった中道左派の親ロシア野党を抑えて勝利する勢いということです。
選挙戦では、ウクライナ情勢を受けたロシアの脅威への対応など安全保障政策が最大の焦点になりました。
選挙前の世論調査では、人口の2~3割を占めるロシア系住民が支持基盤の親ロ野党「調和センター」が議席を伸ばすとの見通しもありましたが、反ロシア感情の高まりで議席を減らし、第1党の座を譲ることになりました。