
アナス・リビー容疑者 (写真:Getty imagines)
米国防総省は五日、リビアとソマリアで対テロ軍事作戦を実行したことを明らかにしました。リビアでは、1998年 にケニアとタンザニアで発生した米大使館爆破事件への関与を疑われる国際テロ組織アルカイダ幹部アナス・リビー被告を拘束しました。ソマリアでは、9月にケニアのショッピングモールを襲撃したイスラム過激派組織アルシャバーブの拠点を急襲しました。
米メディアによりますと米軍は五日、CIA=中央情報局との共同作戦で、リビアの首都トリポリでリビー被告を拘束しました。国防総省は声明で「対テロ作戦の結果、米軍が国外の安全な場所で被告を拘束している」と確認しました。
リビア作戦の数時間前、米海軍特殊部隊SEALS(シールズ)は、ケニア・ナイロビのショッピングモール襲撃事件にからみ、ソマリア南部にあるア ルシャバーブの拠点を襲撃しました。国防総省当局者によりますと、攻撃はアルシャバーブの指導者を標的に行われ、米軍は組織の数人を殺害しましたが、身元を確認する前に撤退しました。
1998年8月7日、ケニアの首都ナイロビとタンザニアのダルエスサラームの両米大使館で同時爆破テロが発生。米司法当局の 調べでは224人が死亡、5000人以上が負傷したとされる。米国は国際テロ組織アルカイダが関与したと断定し、容疑者の行方を追っていました。