ロケット弾攻撃を受けた後、イスラエルがガザ地区を空爆
(VOVWORLD) -イスラエル軍は土曜日、ガザ地区からのロケット弾攻撃を受けた後、ガザ地区を標的とした空爆を実施したと発表しました。このような武力衝突はここ数日間で2度目となりました。
攻撃現場(写真:AFP/TTXVN) |
今回の空爆は、ガザ地区のイスラム教組織与党ハマスが管理する「テロリストの拠点」を狙ったものだとイスラエル軍は説明しています。
その拠点の中には、「訓練施設、対空ミサイル発射基地、コンクリート製造工場、テロリスト用トンネルインフラ」が含まれていました。
目撃者や治安筋によりますと、ガザ地区南部にある武装勢力の「訓練場」2カ所と、ガザ地区中部の別の拠点が空爆されました。
ハマスの広報担当者は、イスラエルによる報復にもかかわらず、「ガザはまだ戦い、壊れない」と述べました。
イスラエル軍による空爆は、ガザ地区の武装勢力がイスラエル南部に向けてロケット弾を発射した数時間後に行われた。
イスラエル軍の報道官によりますと、ロケット弾は空き地に着弾し、死傷者や被害の報告はありませんでした。
このような武力衝突は、最近では2回目となりました。木曜日の深夜、パレスチナの過激派がイスラエル南部に向けてロケット弾を発射しました。この攻撃を受け、報復としてイスラエル軍がガザ地区に空爆を実施しました。空爆による死傷者の報告はありませんでした。
2007年にハマスがガザ地区を支配した後、イスラエルはガザ地区との海と陸の境界線を封鎖しました。イスラエル軍とハマスはその後、3度の内戦を行っています。
(AFP)