(japanese.donga.com)ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談の決裂後、朝鮮民主主義人民共和国がアメリカ以外の国々と頻繁に接触しています。
(写真:EXPRESS/TTXVN) |
ハノイ会談後、米朝間交渉が膠着状態に陥り、朝鮮民主主義人民共和国がロシアやドイツなど他の国々に接近していると見られています。
イム・チョンイル外務次官など朝鮮民主主義人民共和国関係者が次々にロシア・モスクワを訪問したのに続き、ロシア上院代表団が16日、平壌(ピョンヤン)を訪問しました。ドイツのガブリエル前外相も、今月中に訪朝する計画を明らかにしました。
17日、ロシアのタス通信によりますと、ロシア上院代表団は21日まで朝鮮民主主義人民共和国に滞在し、ビジネス会議などを行う計画です。ドイツのメルケル3期内閣で経済相、外相などを務めたガブリエル氏も15日、ツイッターに、「今月、朝鮮民主主義人民共和国を訪れる」と伝えました。2009年から17年までドイツ社会民主党の党首を務めたガブリエル氏は、政治の一線から退いたものの、政治的重量感のある人物です。今回の訪朝は、ドイツ政府と事前に調整したと見られています。