ロシア大統領 “一方的制裁と保護主義的なやり方” 米を批判

(VOVWORLD) - アメリカのトランプ大統領がロシアとの首脳会談の中止を表明する中、プーチン大統領はG20サミットに合わせて開かれたBRICS=新興5か国の首脳会議で「一方的な制裁と保護主義的な措置をとる悪質なやり方が広がっている」と述べ、アメリカへの批判を強めました。
ロシア大統領 “一方的制裁と保護主義的なやり方” 米を批判 - ảnh 1 写真提供:AFP

ロシアのプーチン大統領は、G20サミットに合わせて開かれた中国やインドなどが参加するBRICS=新興5か国の首脳会議で演説し、「違法で一方的な制裁と保護主義的な措置をとる悪質なやり方が広がっている」と述べました。

そのうえで、「国際社会で経済協力を進めようという雰囲気に悪影響を及ぼし、経済に携わる人たちの相互の信頼を失わせている」と述べ、クリミア併合やいわゆるロシア疑惑などでロシアへの制裁を重ねるアメリカを批判しました。
プーチン大統領としては、トランプ大統領が首脳会談の中止を表明する中、中国やインドとの連携を重視する姿勢を示したものとみられます。
ロシアがウクライナ海軍の艦船を拿捕した問題をきっかけに、米ロ関係がますます悪化する事態は避けられない見通しです。(NHK)

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