写真:ローター
ことし10月、エジプト東部でロシアの旅客機が墜落した原因について、エジプト政府は14日、現時点では「テロを示す証拠は見つかっていない」とする一方で、空港の警備態勢を一層強化すると発表し、旅客機の墜落で減少した外国人観光客を呼び戻したいねらいがあるものとみられます。
ことし10月、エジプト東部のシナイ半島で乗客乗員224人を乗せたロシアの旅客機が墜落した原因について、エジプトの民間航空省は14日、現時点での調査結果を発表しました。それによりますと、現場に残された機体の残骸を分析するなどした結果、「これまでのところテロや犯罪行為につながる証拠は見つかっていない」としています。
一方、民間航空省は国際的なコンサルタント会社からの助言を受けて、国内の空港の警備態勢を一層強化する方針を明らかにしました。ロシアの旅客機の墜落を巡っては過激派組織IS=イスラミックステートに関連する武装組織が犯行声明を出しているほか、ロシア政府も爆発物が機内で爆発したテロだと断定しています。