“ロシア議員団が米訪問し会談” 関係改善 制裁緩和ねらいか
(VOVWORLD) -ロシア議会下院の議員団がアメリカ議会の議員らと会談し、ロシア側は議員どうしの対話を通じて関係改善を図り、ウクライナ侵攻を受けて、アメリカが科している制裁の緩和を働きかけるねらいがあると見られます。
ロシア国営タス通信は26日、ロシア議会下院の議員団がアメリカを訪問し、アメリカ議会の議員らと会談したと伝えました。
ロシア側の一員のチェルニショフ副議長は、自身のSNSに動画を投稿し、アメリカ側からは、共和党と民主党から複数の議員が参加すると明らかにし、「わが国の利益を守り、今後の対話の基盤を築きたい」と述べました。
ロシアの有力紙イズベスチヤは26日、こうした会談は8年ぶりで、最後に行われたのは2018年だったと伝えています。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は26日、記者団に対し、「会談の結果はプーチン大統領にも詳しく報告される。こうした対話は、これまで完全に凍結されていたが、アメリカとロシア双方の利益に合致する」と述べ、意義を強調しました。
ロシア側としては、議員どうしの対話を通じて関係改善を図り、ウクライナとの和平案をめぐる協議を優位に進めたい思惑や、アメリカがロシアに科している制裁の緩和を働きかけるねらいがあると見られます。(NHK)