ロシア 米朝首脳会談の説明受ける 朝鮮とは政府間協議も

(NHK)ロシア政府は4日、アメリカ側から2回目の米朝首脳会談の結果について説明を受けるとともに、朝鮮民主主義人民共和国との間でも政府間協議や議員団の派遣を計画するなど、ロシアと朝鮮民主主義人民共和国の初めてとなる首脳会談をにらんで、朝鮮半島情勢への関与を強めています。

ロシア外務省は4日、アメリカ国務省で朝鮮民主主義人民共和国問題を担当するランバート特使がモスクワを訪れたことを明らかにしました。


ランバート特使は、ロシアのブルミストロフ特任大使とモルグロフ外務次官に対して、先週行われた2回目の米朝首脳会談の結果について説明したということです。

また、ロシア政府は4日、朝鮮民主主義人民共和国のキム・ヨンジェ対外経済相など政府代表団を招き、このあと貿易・経済や科学技術分野の協力に関する政府間協議を開くほか、議会下院は来月12日から議員団を朝鮮民主主義人民共和国に派遣する計画で、議員交流を進めることにしています。

このようにロシアとしては、プーチン大統領とキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の初めての首脳会談の実現をにらんで、朝鮮半島情勢への関与を強めています。

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