下半期におけるベトナムの輸出 楽観的な兆しを見せる
(VOVWORLD) -ベトナム商工省によりますと、アメリカや、EU各国でインフレ率が低下傾向にある背景の中で、今年下半期におけるベトナムの輸出活動は楽観的な兆しを見せています。
(写真:TTXVN) |
また、年末までに商品消費市場のニーズが高まっていることや、多国籍企業がベトナムに生産拠点のシフトを進めていることなどから、ベトナムは多くの恩恵を受けているとしています。
一方、輸出入局によりますと、国内生産の増加や、貿易振興の促進、国内外の輸出市場の拡大、効果的な困難解決策などにより、この間、ベトナムの輸出活動は成長スピードを引き続き維持しているということです。
また、ベトナム青果協会のダン・フック・グエン会長によりますと、年末までの数ヶ月間において、果物・野菜の輸出は増加していく見通しです。したがって、2023年の果物・野菜の輸出総額はおよそ55億ドルに達する可能性があり、そのなかで、中国市場へのベトナム産ドリアンの輸出額は17億ドルを突破すると予測しています。