既にお伝えしましたように、第11期ベトナム共産党中央委員会第10回総会で、中央委員会は幹部、公務員の定員削減計画と再整理計画について討議し、重要な意見を出しました。
特に、公務員の定員削減と再整理を好転させ、道徳と才能 を兼ね備えた人々を党、国家の機関や組織、団体、政治社会組織に誘致し、行政改革、公務制度改革などを足並みを揃えて行う必要があると強調しました。これに関し、国民は賛同の意を表明しています。
ホーチミン市労働情報センターのチャン・トゥアン・アイン副センター長は次のような見方を示しています。
(テープ)
「公務員の定員削減や、組織の簡素化に関する党の路線は正しく、差し迫った問題です。こうした中、公務員らは、任務を全うするために自分の能力を高める必要があります」
一方、ホーチミン市民チュオン・ミン・ブーさんは次のように話しています。
(テープ)
「党中央委員会総会の結論は、才能ある人材の誘致を強調しましたが、その対象範囲を国外在留ベトナム人に拡大させる必要があると思います。というのは、現在、多くの国外在留ベトナム人は医療や、科学技術、すその産業など多くの分野で活躍しているからです」
さらに、中部沿海カインホア省カインビン町に住むフィン・バー・リンさんは「党中央委員会の今総会の結果に喜んでいる」とし、次のように語りました。
(テープ)
「幹部戦略についてですが、幹部の能力はそのポストに値しなければなりませんね。特に、中央レベルの幹部は才能を徹底的に発揮する必要があると思います」
世論は、今後も、党と政府が人材育成、公務員の定員の削減、組織簡素化などを進めていくよう希望を表明しています。