中国共産党、政府の主要人事案を内定-5日から全人代

(bloomberg.co.jp)中国共産党が北京で開いていた中央委員会第3回総会(3中総会)が2月28日、政府の主要人事案などを内定して閉幕しました。国営新華社通信が報じました。

中国共産党、政府の主要人事案を内定-5日から全人代 - ảnh 1       (写真:THX/ TTXVN)

中国人民銀行(中央銀行)の次期総裁も入るとみられる3中総会での内定人事の内容を新華社は公表しませんでした。

閉幕後に発表された3中総会のコミュニケで、共産党は中国経済の一段の改革に加え、「市場が決定的な役割を担うことを阻むいかなる制約も断固として取り除く」方針を示しました。また党と政府、軍、他の公的機関を巡る「機構改革」を進めるほか、中央と地方政府間の権限のバランスを取ると表明しました。

習近平氏が昨年10月に共産党総書記として2期目に入って以降、中央委員会の総会が開かれたのはこれで3度目です。一連の手続きが40年前に標準化されてからは最も多いです。5日から開催される全国人民代表大会(全人代)で習国家主席は正式に選出され、2期目に入ることになります。

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