「人口と持続可能な発展・ベトナム祖国戦線の役割」対話


17日、ハノイで、ベトナム祖国戦線と国連人口基金ベトナム事務所は、「人口と持続可能な発展・ベトナム祖国戦線の役割」と題する対話を共催しました。

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対話の風景(写真:daidoanket.vn)


対話で、国連人口基金ベトナム事務所のリツ・ナッケン所長は、ベトナムは人口政策の重点を、出生率の抑制から人口関連指数を発展計画に組み入れることに移した方がよいとの見解を示しました。また、少数民族や困難な状況にある若者など社会の弱者が直面しているリプロダクティブヘルスケアの不平等を優先的に解決する必要があると述べました。

一方、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のグエン・ティエン・ニャン議長は、これから経済社会の持続可能な発展に向け、代替出生率に達した後、人口政策を完全に変える必要があると述べました。また、国民の意識向上のための教育、既婚の人に便宜を図る社会政策の実施、女性に便宜を図る雇用政策の実施、及び、人口政策の名前を「人口と家族計画化」から「持続可能な人口・幸福な家族」に変名することという4つの提案を出しました。そして、ニャン議長は、持続可能人口・幸福家族担当国家委員会を設立するようとの考えを示しました。

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