仏上院選、マクロン大統領の与党敗北 右派が勢力拡大

【AFP】フランスで24日、議会上院の選挙が行われ、エマニュエル・マクロン大統領(39)率いる中道政党「LREM=共和国前進」は改選前より議席を減らしました。多数派を占める右派の共和党は議席を増やしました。

仏上院選、マクロン大統領の与党敗北 右派が勢力拡大 - ảnh 1       (写真:THX/ TTXVN)

定数348のうち171が改選され、開票結果によりますとLREMの獲得議席数は20~30にとどまる見通しです。LREMにとっては選挙での初の敗北となりました。

今回の選挙結果がマクロン大統領による経済改革の推進に大きな影響を与えるとは予想されていないものの、同大統領の支持率はここ数か月、下落し続けています。

フランスの上院選は地方議員や国会議員計7万6000人が投票する間接選挙です。LREMは2016年4月に結党されたばかりで、組織が全国的に根付いていないため、選挙では不利な立場に置かれていました。

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