仏大統領「英と秩序守る」 国賓訪問、議会で演説

(VOVWORLD) - フランスのマクロン大統領は8日、イギリスのチャールズ国王の招待を受けてイギリスを国賓として訪問し、議会で演説を行いました。
仏大統領「英と秩序守る」 国賓訪問、議会で演説 - ảnh 1フランスのマクロン大統領(写真:France24)

マクロン大統領は、中国やロシアによる権威主義的な傾向や、アメリカのトランプ政権を念頭に、「第2次大戦後の国際秩序を協力して守っていかなければならない」と述べ、イギリスとフランスの連携の重要性を訴えました。

フランス大統領によるイギリスへの国賓訪問は、2008年のサルコジ大統領以来となります。イギリスが2020年に欧州連合(EU)を離脱して以降、欧州の首脳としては初めての国賓訪問となりました。

演説では、トランプ政権の発足以降、欧州の軽視が懸念される中で、核兵器を保有し、国連安全保障理事会の常任理事国でもある両国が、欧州の価値や安全保障をともに主導して守っていく姿勢を強調しました。(共同通信)

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