17日午前、ハノイで、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会は宗教・信仰法案について、専門家の意見集約を行なうための会議を開きました。
会議に参加した各宗教の代表者と専門家らは「各宗教や社会団体の専門家から幾度も意見集約をしてから、宗教・信仰法案が求められた要求に応えられる。ベトナム仏教実行評議会のティック・ドゥク・ティン( Thich Duc Thien) 理事長は「この法案は全ての人々の宗教の自由、及び、各宗教の活動を保証している」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「法案には『提案』や『許可申請』という言葉が宗教の規約に基づき、『宗教活動を行なうことを通知する』という言葉に替えました。この法案は「宗教は社会における法人の実体の一つである」ということを明記すると共に、各宗教が出版、教育、医療、慈善、人道活動に参加できるための条項があります。」
会議ではこの法案作成委員会は「宗教と信仰に関する党と政府の主張を改正、補充する必要がある」という意見が相次ぎました。