「全米一早い投開票」、ハリス氏とトランプ氏が3票ずつで並ぶ ニューハンプシャー州の町
(VOVWORLD) - ディクスビルノッチでの投票は深夜0時に開始され、この伝統は1960年に始まりました。今回の投票には共和党員4人と無党派の有権者2人が参加しました。
2024年11月5日、東部ニューハンプシャー州のディクスビルノッチで投票する有権者(写真:REUTERS/TTXVN) |
現地時間5日に投開票日を迎えたアメリカ大統領選で、東部ニューハンプシャー州のディクスビルノッチにて「全米一早い投開票」が行われ、民主党候補のカマラ・ハリス副大統領と共和党候補のドナルド・トランプ前大統領がそれぞれ3票を獲得し、同数となりました。
ディクスビルノッチでの投票は深夜0時に開始され、この伝統は1960年に始まりました。今回の投票には共和党員4人と無党派の有権者2人が参加しました。
この小さな町での投票結果が最終的な勝者や州の勝者を示すものではありませんが、人口が減少している中でも、大統領選の投開票が行われることは、地元の指導者にとって誇りであり、かつての選挙の雰囲気を求める政治ファンにとっては興味深いイベントとなっています。
伝統に基づき、真夜中に投票が開始されると、有権者全員が現在は休業中のホテルに集まり、無記名投票を行います。すべての投票が終わると直ちに集計され、結果が発表されます。この場所は有権者の数よりも多くの記者が訪れるため、全米でも注目を集めています。
過去2回の大統領選では、ディクスビルノッチの有権者は民主党候補を支持してきました。前回2020年の大統領選ではジョー・バイデン氏が全5票を獲得し、2016年の選挙ではヒラリー・クリントン元国務長官が7票中4票を獲得、トランプ氏が2票、リバタリアン党候補者が1票を得ました。(CNN.co.jp)