(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、2日午後、熱帯の台風「ウィパー」がベトナム東北部に上陸し、クアンニン省や、ハイフォン市などに直撃しました。
現時点でも、北部各地で、大雨が続いています。こうした中、各地方は洪水防止対策を積極的に進めています。
3日午前、ハノイで、自然災害防止対策指導委員会会議が行われ、被害克服作業を討議しました。
席上、同委員会のチャン・クアン・ホアイ副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「洪水が発生する可能性のある各地方の住民の生命と財産の安全を確保するために、尽力します。現在、モンカイ町など、各地方は洪水と土砂崩れの予防対策を積極的に進めています。」
自然災害防止対策指導委員会の速報によりますと、3日午前現在、ハイフォン市の3万6000ヘクタールの稲・穀物栽培面積が冠水され、収穫不可能となる危険性があります。また、タインホア省の山間部にある複数の地方で洪水と土砂崩れが発生しています。