(VOVWORLD) - 28日午前、ハノイで開催中の第15期国会第10回会議で、「2020年環境保護法」施行以降の環境保護政策・法律の実施状況に関する監視結果について討議が行われました。
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討議では、家庭ごみの収集・分別・処理システムへの本格的かつ包括的な投資を進め、社会資本の導入を促す仕組みを整える必要があるとする意見が相次ぎました。
議員らは、カーボンクレジット市場は温室効果ガス排出削減と持続的な財源確保、さらには地域住民の生活向上を同時に実現できる重要な手段であると指摘し、グリーントランスフォーメーション(グリーン転換)と2050年のネットゼロ目標の達成に向けた原動力になると強調しました。
ラオカイ省選出のグエン・ティ・ラン・アン議員は次のように話しました。
(テープ)
「国家カーボン取引市場の早期稼働を進め、透明な取引基盤を整え、価値管理と利益分配を強化する必要があります。森林被覆率の高い地方が早期にカーボン取引市場に参加できるよう支援し、中小企業が参加しやすいよう技術面・資金面での支援も重要です」
午後の会議では、国会監視団の報告および環境保護政策実施に関する国会決議案について審議が続けられました。