国会、文化・社会分野を担当する閣僚らによる質疑応答続く
(VOVWORLD) -7日午後、ハノイで開催中の国会では、ブオン・ディン・フエ国会議長の主宰のもと、文化・社会や、観光、スポーツ、教育、労働、科学技術、医療分野を担当する閣僚らによる質疑応答が行われました。
席上、ダオ・ゴック・ズン労働大臣は、少数民族出身の若い労働者の海外派遣に関する国会議員らの質疑に応答し、「これは政府の重要な政策である」と確認しました。
ズン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「政府は少数民族出身の人々を対象に特別なプログラムを進めています。遠隔地や、困窮状態にある各地方の青年らは優先対象となり、職業・外国語教育の費用が免除されます。同時に、ベトナムは日本とともに、これらの対象者に関する協力プログラムを締結しました」
一方、ダオ・ホン・ラン保健大臣は、医療部門のIT情報技術の導入・応用に関し、「現在、保健省は2025年までのデジタルトランスフォーメーションを行っている」と明らかにしました。
他方、グエン・マイン・フン情報通信大臣は遠隔地と山岳地帯での情報通信活動に関する国会議員の質問に答え、次のように語りました。
(テープ)
「情報通信省は各情報通信会社や、各地方の情報通信局に対し、遠隔地と山岳地帯での情報通信活動の状況を点検するよう要請しています。現在、情報通信活動が不十分な420か所は残っていますが、2024年6月をめどにその状況を改善します。また、4G=第4世代移動通信システム利用者数は人口の99・8%に達し、99・4%という高所得国の割合よりも高いのです」
同日午後、グエン・キム・ソン教育大臣や、グエン・バン・フン文化スポーツ観光大臣、フィン・タイン・ダット科学技術大臣、ゴ・バン・トゥアン国家会計検査機関長官、ドアン・ホン・フォン政府査察機関長官、ファム・ティ・タイン・チャ内務大臣、チャン・リュウ・クアン副首相らも質疑応答に臨みました。