先ごろ、グエン・タン・ズン首相は宝物12点を国宝として認定しました。その内容は次の通りです。
ヒュ・チュン銅鼓
およそ2000年前の“ドンソン(Dong Son)文化”に属するヒュ・チュン(Huu Chung)という銅鼓や、
798年に鋳造されたタィン・マイ(Thanh Mai)銅の鐘、
1484~1780年期に建てられたベトナム最初の大学とされるハノイ市内の文廟・国士舘の石碑、
15世紀に建立された“乾元志徳”石碑、
1670年の“水門亭”石碑、
16世紀に製作されたダオスエン(Dao Xuyen)寺の千手千眼観音像、
17世紀に製作されたテイ(Thay)寺の弥陀三尊像、
18世紀に製作されたテイフゥオン寺の仏像、
8世紀に彫刻された少数民族チャム族の神様シバ神の持つエネルギーの象徴とされるリンガ像、
タンロン古城の欄干、
ベトナム戦争時代に使用された戦闘機ミグ21型機4324号、
南部解放時のホーチミン作戦地図となっています。
首相は、文化スポーツ観光省とこれらの国宝を保存している各地方に対し、その管理を担当するよう要請しました。