(VOVWORLD) -19日午前、全国各地で重要インフラ事業234件の竣工や着工、そして技術的な開通が相次いで行われ、地元住民の大きな注目を集めています。
「オリンピック・スポーツ都市」の着工式 |
ハノイで、首都の二つの超大型プロジェクトの一つである「オリンピック・スポーツ都市」の着工式が行われ、ファム・ミン・チン首相が出席しました。都市機能とスポーツ、サービスが融合した世界規模の施設が建設されることに、地元のトゥオンフック村の住民からは喜びと誇りの声が上がっています。トゥオンフック村の住民の一人レ・ミン・タンさんは次のように話しています。
(テープ)
「私たちの家族はこの事業を全面的に支持しており、計画が順調に進むよう自発的に土地を明け渡しました。このトゥオンフック村に、国際規模の施設ができることを住民一同、大変誇らしく感じています」
また同じくハノイのフートゥオン地区では、「ホン川(紅河)景観大通り」の建設プロジェクトの着工式が行われ、チャン・タイン・マン国会議長が出席しました。長年待ち望んでいた着工の様子を見守りながら、地元住民のゴー・シー・ティエンさんは次のように語りました。
(テープ)
「この事業については随分前から聞いていました。首都が美しくなるだけでなく、私たち周辺住民にとっても大きな利益となります。非常に嬉しく思っています」
一方、北部山岳地帯ラオカイ省では、ラオカイ・ハノイ・ハイフォン鉄道建設事業の着工式が行われました。この鉄道は全長約390キロに及び、8つの省と市を通過して中国の河口駅と直接繋がります。
全国一斉に行われたこれら重要インフラ事業の着工・竣工は、経済社会発展の大きな原動力となるだけでなく、地方と国家の持続可能な未来に対する国民の信頼と団結を象徴するものとなっています。