国連事務総長、南スーダンにPKO増派を勧告

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南スーダンに派遣された国連平和維持部隊(写真:ロイター)

23日、国連のパンギムン事務総長は内戦突入の危機にある南スーダンで国連平和維持活動をする国連南スーダン派遣団に、軍事要員5500人、警察要員423人を増派するよう国連安全保障理事会に勧告しました。

増派は、住民保護の強化が目的。国連安全保障理事会は23日、緊急会合を開いて対応を協議。24日に関連決議案を採択します。

潘氏は勧告で、5歩兵大隊、攻撃ヘリコプター3機、実用ヘリコプター3機、軍事輸送機1機などの追加配備を要請。緊急を要するため、要員やヘリは南スーダンの周辺国で展開中の他のPKOから確保するよう提案しています。

潘氏は23日に緊急会見もし、治安の急速な悪化で、UNMISS関連施設に市民約4万5千人が避難していると説明し。「市民と、市民を守るPKO要員への攻撃は中止されなければならない」と訴えました。

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