南アフリカで人種隔離政策の撤廃運動を率いたマンデラ元大統領の95歳の誕生日に合わせて国連本部で式典が開かれ、参加者らは重い病状で入院しているマンデラ氏の早期回復を祈るとともに、人種間の融和に努めた精神を受け継いでいこうと訴えました。
南アフリカで人種隔離政策の撤廃運動を率い、人種間の融和に努めたネルソン・マンデラ元大統領は、肺の感染症が再発して重い病状となり、入院が続いています。
国連は、マンデラ氏の誕生日の7月18日を「ネルソン・マンデラ国際デー」と定め、毎年その功績をたたえており、95歳となったことしも、ニューヨークの国連本部で記念の式典を開きました。
こ の中で、パン・ギムン事務総長は、マンデラ氏の早期回復を祈ったうえで、「彼は人権のために闘ったジャイアントだ。私たちも平和で公正で持続的な世界を築いていか なければならない」と述べ、その精神を受け継いでいこうと訴えました。続いて、マンデラ氏と20年以上にわたって交流があるアメリカのクリントン元大統領 もスピーチを行い、「自由を追求すること、他者を解放すること、そして権力を持たなくても社会に貢献できることを、マンデラ氏は教えてくれた」と称賛しまし た。