国連総会の一般討論会始まる

24日、国連総会の一般討論が始まり、シリア情勢が首脳らの演説の中心テーマとなりました。シリアの化学兵器を国際管理下で廃棄する米露合意が注目されていますが、シリアの周辺国からは、化学兵器が使用された原因である内戦そのものの終結を訴える声が相次ぎました。

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冒頭挨拶を行った潘基文国連事務総長(写真:Kienthuc.net.vn)

冒頭の挨拶で潘基文国連事務総長は「シリアでの殺りくの大半は通常兵器によるものだ」と主張した上で、「すべての加盟国に内戦の当事者への武器提供をやめるよう要請する」と述べました。また、アサド政権と反体制派が参加する和平会 議の早期開催の必要性を強調しました。

一方、アメリカのオバマ大統領が演説し、シリア情勢への対応について改めて国際社会の結束を呼びかけるとみられているほか、シリアと同盟関係にあるイランのロウハニ大統領も初めて国連総会で演説し、どのような立場を示すのかが、注目されます。

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